国際芸術祭「あいち2022」に行ってきました!
国際芸術祭「あいち2022」は、世界32の国と地域、五大陸から100組のアーティストが参加する国際芸術祭で、2022年7月30日から10月10日までの期間で愛知県の4会場で開催されています。
私たちのお店がある一宮市も会場となっており、10の展示箇所に、19組のアーティストの作品が展示されています。
お店の正面にある「真清田神社」に由来する土地であることから「一宮駅エリア」では、祈り、病、生と死、ケア、メンタルヘルスなどにちなんだ作品が、お店からすこし足をのばした「尾西エリア」では、のこぎり屋根の工場や県内唯一の丹下健三建築「墨会館」などで、繊維業の歴史に触れる作品を観ることができます。

お店から数百メートルの場所やバスで数分の場所に奈良美智さんや塩田千春さんなどの有名なアーティストの方々の作品が展示されていて、一宮でエネルギー溢れるアートに触れることのできるまたとない機会です。
私たちも会期中のフリーパスを購入し、休日や仕事の休憩時間などに何度も会場に行って作品を見てきました!同じ作品でも見るたびに新たな発見があるもので、美術館の企画展示に一度訪れるだけでは味わえない良さがあり、このようにお店の近くで開催されたことを本当にうれしく思います。

一宮市のあちらこちらが会場となっており、役目を終えた銀行、スケート場、看護学校などの普段立ち入ることのできない建物の中に入ることができるというのも魅力でした。尾州の毛織物産業の象徴であるのこぎり屋根工場であった「のこぎり二」の展示では、織り機や糸巻きがアートの一部として生かされており、このような繊維の街で衣服を修復しているのだなあと自分たちの仕事を見つめなおすきっかけにもなりました。

お店の中からも芸術祭のTシャツを着たスタッフの方や、ガイドブックを手に歩いている方たちの様子が見え、一宮市に多くの方が足を運んでくれている様子がうれしい限りでした。
会期も残りあとわずかですが、お時間に余裕のある方は是非、一宮にお越しください。
私たちも一宮市を盛り上げられるようにこれからも頑張っていきたいと思います!
STILL ALIVE 今、を生き抜くアートのちから
【会期】2022年7月30日(土)~10月10日(月・祝)
【主な会場】愛知芸術文化センター/一宮市/常滑市/有松地区(名古屋市)
【現代美術展チケット】フリーパス:一般3,000円、学生2,000円/1DAYパス:一般1,800円、学生1,200円