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メンバー紹介

  • 長谷川雄一Yuichi hasegawa

    職人

    1980年6月22日生まれ
    出身地:愛知県津島市
    趣味:マラソン、音楽
    好きなアーティスト:ビートルズ
    好きな食べ物:餃子

    かけつぎを生活に根付かせたい

    職人としてかけつぎ専門店で10年以上修業し、自分の腕を試したいという気持ちから独立しました。かけつぎはすべての工程を手作業のみで修復していくため、お客様の反応が職人に対する評価となります。とてもシビアな世界ですが、お客様に喜んでもらえるこの仕事を誇りに思っています。 いち職人だった修業時代と比べ仕事に対する責任感が増し、自分の腕で勝負出来ているのは大きな自信となっています。紬かけつぎ店の技術の要であり、看板職人として日々かけつぎに向き合っています。

    今まで修復経験のない特殊な服、他店では断られた服の依頼が来ても、臆することなく向き合ってきたと自負しています。この経験は仕上がり品質の向上、修復経験のない服に対しての発想力や対応力の向上に繋がっています。
    生地の状態や種類によって仕上がり跡が残ることもありますが、「どうすれば今まで以上に綺麗に仕上げられるか」を常に考え挑戦し続けています。またもう一つの挑戦として、いずれはこの技術を活かし、重要文化財の修復など社会貢献に繋がるような仕事にも携わりたいと考えています。

    皆様がお持ちの衣類の中には、思い出の服、自信が湧いてくる服、ここ一番の勝負服などお気に入りの服はありますか。私たちの元にはお金では計れない大切な服が多く届きます。それに応えるために私たちも一着一着どうすれば長く、喜んで着ていただけるかを考え修復しています。安価な服が増えている中、かけつぎしてまで着ようと思える服は以前に比べて少なくなりましたが、お気に入りの服には気持ちを元気にしてくれる力があると私は思います。一人一着でも構いません。私たちに大切な服を永く愛用するためのサポートをさせて下さい。

  • 岡野晃兵Kohei Okano

    営業・職人

    1990年6月20日生まれ
    出身地:愛知県名古屋市
    趣味:写真、ファッション
    好きなアーティスト:YUKI
    好きな食べ物:寿司、駄菓子

    かけつぎをもっと知ってもらいたい

    私が初めてかけつぎ(かけはぎ)を知ったのは職人を特集したテレビ番組でした。「こんな技術があったんだ!すごい!!」と衝撃を受けたのを今でも覚えています。このテレビをきっかけに別業界の営業職から脱サラし、かけつぎ専門店で修業後、長谷川さんと独立して現在に至ります。
    かけつぎした品物をお客様にお渡しすると、驚きや喜び、時には感動して涙を流す方までいらっしゃいます。いろいろな職人仕事がありますが、ここまでお客様の感情を感じることができる仕事はあるようでないと私は思います。

    洋服にキズができたとき、多くの人は直す術がないと諦めてしまうのではないのでしょうか。 この業界の最も課題となっているのが「かけつぎ(かけはぎ)」の圧倒的な認知度の低さです。洋服修理に携わる方は知っていても、アパレル業界、まして一般の方となるとほとんど知られていないのが現状です。加えて近年では職人の高齢化もあって、かけつぎができる人がどんどん減っています。同世代の職人となると全国的に数えるほどしかいません。この状況に私は、かけつぎが忘れ去られてなくなってしまうのではないかという危機感を感じています。

    「この仕事を後世に残していくためには
    どうすればよいか」

    私はもっと多くの人、特に若い人に知ってもらうことに尽きると思います。そしてこの仕事を後世に伝えていくことが、若い世代である私たちの使命だと思っています。
    今後は前職での営業経験を活かし、イベント、メディア、別業界の方々との取り組み等様々な形で「かけつぎ(かけはぎ)」を発信していきます。洋服が破れたときの駆け込み寺として「かけつぎ」が世に広まり、若者のなりたい職業として候補となるよう業界全体を盛り上げていきたいです。