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衣類の悩み解決帖

2026.06.11

  • フライトジャケット・ブルゾン・スカジャン

思い入れのあるスタジャン・スカジャン、眠らせていませんか?一点ものの大切なアウターを、修理してまた着られる一着に。

思い入れのあるスタジャン・スカジャン、眠らせていませんか?
一点ものの大切なアウターを、修理してまた着られる一着に。

スタジャンやスカジャンは、ただのカジュアルウェアというより、その人の思い出や好みが強く表れる服だと思います。

学生時代から着ているスタジャン、古着屋で見つけたヴィンテージのスカジャン、もう同じものはなかなか手に入らない一着など、簡単には手放せない服も多いのではないでしょうか。

実際に当店でも、穴あきや擦れ、リブの劣化などで着られなくなってしまったスタジャン・スカジャンについて、「できればまた着られるようにしたい」とご相談いただくことがあります。

特に長く着てきたものほど、生地の傷みや色あせが出てくるため、完全に新品のように戻すことは難しい場合もあります。それでも、状態に合わせて修理することで、もう一度着られるようになるケースもあります。

今回は、スタジャン・スカジャンによくあるダメージや、修理を検討する際の注意点についてご紹介します。


スタジャンとスカジャン、それぞれの特徴

スタジャン(スタジアムジャンパー)

引用元:バレンシアガ公式サイト https://www.balenciaga.com/ja-jp

スタジャンは、ウールの身頃にレザーの袖を組み合わせた構造が特徴のアウターです。
異素材が組み合わさることで、それぞれ異なる劣化が起こりやすく、「ウールの虫食い」 「レザーのひび割れ」「リブの劣化」などが見られます。


スカジャン(スーベニアジャケット)

スカジャンはサテン生地に刺繍が施された華やかなジャケットです。
見た目とは裏腹に生地は繊細で、擦れや引っかけによるダメージが起きやすく、小さなキズでも目立ちやすい特徴があります。また刺繍部分が多いことから引っかかりやすく、糸が飛び出てしまうトラブルがとても多くあります。


よくあるダメージとその背景

スタジャンではウール部分の虫食いや穴あき、スカジャンでは擦れや破れのご相談が多く見られます。
どちらも気づいたときにはダメージが進行していることが多く、「着たいけど気になる」という状態になりやすいのが特徴です。

また、共通して多いのがリブの劣化で、見た目の印象を大きく左右するポイントでもあります。


かけつぎによる修理事例

実際にご依頼いただいたケースをご紹介します。


スタジャン

虫食い穴修理(3ケ)

参考価格: 22,550円(税込)※3箇所の金額です
紺色の糸は製品の縫い代から抜き取り、白糸に関しては似た糸を使って修復致しました。
多少の編み目の歪みと色褪せによる多少の色違いは出ていますが、そこまで目立たずに仕上げることが出来ました。リブを交換するのではなく、元のリブをそのまま活かして修復できる点も、かけつぎ修理の魅力の一つです。※シミに関しては当店の対応外となります

ウール生地部分 虫食い修理(4ケ)

参考価格: 28,600円(税込)※4箇所の金額です
端から糸を抜き取り、1本ずつ織り込んで修復しています。色褪せが少しあるため多少の色違いは出ていますが、比較的綺麗に仕上げることが出来ました。こういった生地は状態によって仕上がり具合がかなり変わるため、まずはお写真にてご判断させてください。

スカジャン

刺繍ほつれ修理(2ケ)

参考価格: 7,700円(税込)※2箇所の金額です
飛び出していた糸を使用し、元の雰囲気に近づけるよう刺繍を入れ直しています。
部分的に生地の突っ張りや、多少の糸のゆるみは残っていますが、全体としては違和感の少ない仕上がりとなりました。こういったほつれは、そのままにしておくと引っかかりやすく、ダメージが広がってしまう可能性があるため、早めに対処することが大切です。

ナイロン生地部分の糸出修理

参考価格: 11,000円(税込)
修復方法:こちらの部分は糸が非常に細かく、飛び出した糸を元のように戻すことが難しい状態でした。そのため、突っ張っていた生地をできる限り整えたうえで、飛び出していた糸を内側に入れ込む修理を行っています。引けによる線はある程度残っていますが、修理前と比べると大きく改善し、お客様にも大変お喜びいただけました。

修理という選択肢について

こうしたダメージに対しては、いくつかの修理方法があります。ワッペンを貼ってデザインとして活かす方法や、ミシンで補強する方法なども一般的ですが、「できるだけ元の状態に近づけたい」という場合には、かけつぎ修理という選択肢が最適です。

かけつぎは、生地から糸を取り出し、元の織りを再現していく修復方法です。服そのものの糸や布を使ってキズを治すことから、特にスタジャンのウール部分とは相性がよく、穴や虫食いを目立たなく仕上げることが可能です。

一方でスカジャンのようなサテン生地は、織りが細かく光沢もあるため難易度は上がりますが、状態によっては違和感を抑えた修復ができる場合もあります。また刺繍も綺麗に治ることが多いです。


大切な一着を、もう一度着られる状態へ

スタジャンやスカジャンは、時間とともに価値が増していく服です。
だからこそ、ダメージが出たときにどうするかが、その服の未来を大きく左右します。

当店では、かけつぎによる修理を通して、できる限り元の風合いを損なわない修復を行っています。


ご相談はこちら

「これは直せるのかな?」と迷われている段階でも問題ありません。
お写真をお送りいただければ、状態に合わせた最適なご提案をいたします。

他店で断られてしまったお洋服でも、対応できる可能性があります。
まずはお気軽にご相談ください。

ご依頼の流れ

❶ お見積り

LINEまたはメールで、キズの状態がわかる写真をお送りください
状態確認後、修復方法やお見積もり、納期をご連絡いたします

❷ お預かり

当店へ配送 又は ご来店にてお預り致します
※配送の場合、返送料は無料となります

〒491-0852
愛知県一宮市大志1丁目11-12
紬かけつぎ店
0586-23-3988
日曜・祝日定休 9時~18時

❸ お支払い

・ご来店の場合:
お預け時に、現金または各種電子決済でお支払いください
・配送の場合:
修復期間中にお振込みをお願いします。

❹ 出来上がり

修理完了後、ご返送または店頭にてお渡しいたします

大切な服、諦めないで!

虫食いやキズは、放置するとどんどん広がってしまう可能性がありますが、早めに対処することで、より目立たず自然に仕上げることができます。
「これは直るのかな?」という状態でも、お気軽にご相談ください。

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