お気に入りのニットに、気づいたらぽつんと穴が…知らない間に毛糸が出ている…トラブルが意外と多いのがニット製品です。
一点もののセーター、着心地のよいカーディガンなど、気に入っているからこそ「直して着たい」と思う人も多く、ご依頼も数多くあります。
当店では、そんなニットのキズや虫食いを職人の手作業で丁寧に修理しています。
もう着られないと諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。

熟練のかけつぎ技術で、自然な仕上がり
当店では、「かけつぎ(かけはぎ)」という伝統技術を用いて、ニットのキズや虫食いを、元の状態に近づけるよう丁寧に編み直して修復いたします。
仕上がりの美しさはもちろん、修理後も安心して洗濯や着用ができる強度を重視して作業を行っております。
「高級ニット」「ブランド品」「ヴィンテージアイテム」など、大切にされている一着の修理も、これまでに多数の実績がございます。

他店で断られた品物もお任せください
以下のようなお悩みをよくいただきます:
- カシミヤセーターに小さな虫食い穴が空いた
- 柄のあるニットの中にキズができて、柄がずれてしまった
- 引っかけてほつれた糸が飛び出してしまった
- 他店で「直せない」と断られたけれど、どうしても着たい
こうしたケースも、当店では数多く対応してきました。
糸の選定や柄の調整を含め、できる限り違和感のない仕上がりを目指します。
◆事例①|ウールセーター 虫食い


修復方法: 製品の見えないところから糸を取り、部分的に編んで修復しています。
糸が毛羽だっていると糸馴染みが良く、このように比較的綺麗に仕上がることが多いです。
白やベージュなど色の淡い生地、光沢のある生地、透け感がある生地は仕上がりが目立つことが多いです。跡が目立つ場合は事前にお伝えいたしますので、ご安心ください。
◆事例②|糸引き(糸出)


修復方法: 飛び出た糸を元の位置に戻していきます。
ちょっとした引っ掛けで生じる糸引きも、かけつぎでの修復が可能です。糸がループのように飛び出ている場合、綺麗に修復できることが多いです。糸が細かい生地のためうっすら線が残っていますが、そこまで目立たずに仕上がっています。
飛び出た糸をハサミで切ってしまうと、修復跡が目立ちやすくなるのに加えて、金額も追加でかかってしまうことが多いのでご注意ください。
◆事例③|首周りのほつれ


修復方法:ほつれた部分(表及び内側)を製品から抜き取った糸を使って繋ぎ合わせています。
ほつれが大きくても、ほとんどの場合で綺麗に仕上がります。 糸が切れた状態で着用を続けていくとどんどんほつれが広がってしまうため、早めにお持ちください。
◆事例④|カシミアニット 袖口(リブ編み)


修復方法: 製品の見えないところから糸を取り、部分的に編んで修復しています
リブ編みは一般的な編み方(メリヤス編み)と比べると編み目が歪みやすく目立ちやすい編みの種類になります。多少の編み目の歪みと色違いが出ていますが、製品から抜き取った糸を使用しているため、そこまで違和感なく仕上がっています。
ご依頼の流れ
①お見積もり
LINEまたはメールで、ニットの状態がわかる写真をお送りください
状態確認後、修復方法やお見積もり、納期をご連絡いたします

②お預り
当店へ配送 又は ご来店にてお預り致します
※配送の場合、返送料は無料となります
③お支払い
・ご来店の場合:
お預け時に、現金または各種電子決済でお支払いください。
・配送の場合:
修復期間中にお振込みをお願いします。
④出来上がり
修理完了後、ご返送または店頭にてお渡しいたします

大切なニット、諦めないで!
虫食いやキズは、放置するとどんどん広がってしまう可能性がありますが、早めに対処することで、より目立たず自然に仕上げることができます。
「これは直るのかな?」という状態でも、お気軽にご相談ください。
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