●はじめに
赤ちゃんから大人までみんな持ってるウールの服。気がついたら穴が!今日は衣類の虫から大事なセーターを虫から守る方法と対処法をお知らせします。
●どうして虫食いができるの?
虫食いの犯人は、ウールやカシミアなどの天然繊維を好む蛾の幼虫。暗くてジメジメした場所と汗や汚れが大好きです。更に現代の住居は年間を通して暖かく、虫にとって大変暮らしやすい環境なのです。
●虫のお気に入り素材
・天然素材:ウール&カシミアは柔らかくて暖かくて気持ちいい。人間も虫も好みは同じですね。
・人工繊維は?:合成繊維のセーターは虫食い知らずだけど、食べこぼしや汚れや汗がついていたら繊維ごと食べられてしまいます。
●虫食いリスクが高い
・汚れているもの: 虫は汗や汚れ、ホコリも大好き。だから、定期的に洗って汚れは落としましょう。
・保管場所:暗くて湿気のある場所が大好き。 更に汚れたままの衣類があれば最高のレストランです!
●虫食いをブロックする方法
・日々のお手入れ:着用後はブラシでホコリを優しく落とそう。食べ物のシミは冷水で優しく叩いて落としてからしまいましょう。
・洗濯&乾燥: ウール用洗剤で優しく洗って、しっかり乾かすのがコツ。
・防虫グッズを活用:市販の衣類の防虫剤、乾燥剤、衣類カバーを有効活用しよう。薬剤が気になる方は天然素材の防虫剤も売っていますよ!
・保管方法:他の衣類に虫食いを見つけたら、一緒にしないで別の保管場所に移動してね。箪笥の引き出しも中身を出して時々風を通そう。
●防虫剤を効果的に使おう
実家の箪笥のあの匂い。でおなじみのナフタリン。匂いが苦手な方もいますよね。でも現在は様々な種類の防虫剤が売られています!
【有臭でも無臭でも効果は同じ!】
無臭タイプはすぐに着られるのがメリット。有臭タイプの防虫剤同士を一緒に使用すると薬剤が溶けてシミになる場合があるため併用は避けましょう。無臭タイプの防虫剤はどの薬剤とも併用できるのも特長です。衣服に直接触れないよう注意しましょう。カバータイプもあるので服に合わせて有効活用を。
防虫剤と一緒に除湿剤を併用することも湿気対策に有効です。
●それでも穴があいていたら
・修理:小さな穴なら自分で補修も可能です!でも大きなダメージは専門家にお願いしましょう!かけつぎなら綺麗に直ります。
・虫退治::他の服に移動しないよう、保管場所を掃除して防虫剤を買いにいきましょう!
●まとめ
ちょっとした気配りで、あなたのセーターを虫の被害から守れます。大切なウールウェアを長く楽しみましょう!